ana クレジットカード 選び方
ANAクレジットカードの選び方|年会費・マイル還元率で比較する実践ガイド
ANAカードを選ぶ前に知っておくべき3つのポイント
ANAカードは単に「ANAマイルが貯まるカード」ではなく、年会費・マイル還元率・付帯特典が大きく異なる7種類の商品です。自分の利用パターンに合わないカードを選ぶと、年会費を払っているのに特典を活用できない、という状況になりやすいです。
まず押さえるべきは、(1)年間のカード利用額、(2)飛行機搭乗の頻度、(3)特典の必要性—この3点です。
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ANAカード7種類の全体像
年会費別の分類
年会費無料
- ANA一般カード(年会費無料)
年会費1,375円(初年度無料)
- ANA一般カード(年会費有料タイプ)
年会費10,450円~16,500円(ゴールド帯)
- ANAワイドゴールドカード:10,450円
- ANA VISA プラチナプレミアムカード:88,000円
年会費22,000円~88,000円(プレミアム帯)
- ANA アメリカン・エキスプレス・カード:34,100円
- ANAダイナースクラブカード:27,500円
各カードのマイル還元率は異なり、通常は0.5%~1.5%の還元が基本です。
実際に選ぶときの判断基準
基準1:年間のカード利用額を把握する
ANAカードの年会費回収ラインを計算することが重要です。
例:ANA ワイドゴールドカード(年会費10,450円)の場合
- マイル還元率:1%
- 1マイル = 2円と仮定すると、還元額は利用額の2%
- 年会費10,450円を回収するには、利用額が約525,000円必要
つまり、月額約44,000円以上の利用がないと、年会費を払う価値が出にくいということです。
重要: ゴールドカード以上を検討している場合は、自分の過去12ヶ月のクレジットカード利用額を確認してから申し込みましょう。家計管理アプリやカード会社の利用履歴で簡単に確認できます。
基準2:飛行機搭乗の頻度
ANAカードの隠れた利点は、飛行機搭乗時のボーナスマイルです。
- 一般カード:搭乗時にマイル+10%ボーナス
- ワイドゴールド:搭乗時にマイル+25%ボーナス
- プラチナ/ダイナース:搭乗時にマイル+50%ボーナス
具体例:東京-大阪の往復(約1,000マイル)を月1回搭乗する場合
- 一般カード:月額100マイル = 年間1,200マイル
- ワイドゴールド:月額250マイル = 年間3,000マイル
- プラチナ:月額500マイル = 年間6,000マイル
このボーナスマイルだけで、年会費以上の価値が生まれるかどうかが判断のカギになります。
基準3:付帯特典の活用可能性
ゴールド以上のカードには、以下のような特典が付きます:
ワイドゴールドカード主要特典
- 国内空港ラウンジ無料利用
- 海外旅行保険(自動付帯):最高5,000万円
- 国内旅行保険:最高3,000万円
プレミアムカード(プラチナ/ダイナース)主要特典
- 国内外空港ラウンジ無料利用(同伴者1名無料)
- 海外旅行保険:最高1億円
- 国内旅行保険:最高1億円
- 手荷物配送無料(海外出張時)
- 24時間コンシェルジュサービス
年1回以上の海外出張がある場合、旅行保険や手荷物配送の利便性だけでゴールド以上のカードが元を取れることが多いです。
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4つのカード選びパターン
パターン1:飛行機にほぼ乗らない、カード利用も月3万円以下
選ぶべきカード:ANA一般カード(年会費無料)
- マイル還元率:0.5%
- 年会費:0円
- 向き:最小限のコストでANAマイルを貯めたい人
このグループは、「いつか旅行に行く」という将来性よりも、今の年会費負担を避けたい人です。マイルは貯まりにくいですが、長期間かけてコツコツ貯める分にはロスがありません。
パターン2:年間カード利用50万~150万円、年1~2回出張
選ぶべきカード:ANAワイドゴールドカード(年会費10,450円)
- マイル還元率:1%
- 搭乗時ボーナス:+25%
- 国内空港ラウンジ無料
中堅のビジネスパーソンや出張が定期的にある人の最適解です。年会費10,450円は、月1回程度の出張搭乗だけでペイできます。
パターン3:年間200万円以上利用、月2回以上搭乗
選ぶべきカード:ANAアメリカン・エキスプレス(年会費34,100円)またはANAダイナースクラブ(年会費27,500円)
- マイル還元率:1%~1.5%
- 搭乗時ボーナス:+50%
- 海外旅行保険:最高1億円
- 空港ラウンジ:国内外対応
ビジネスで頻繁に飛行機を利用し、出張経費をカードで払う人向けです。年間利用額が200万円なら、還元マイルだけで年会費の3~4倍の価値が出ます。
パターン4:最高のステータスと特典を求める
選ぶべきカード:ANA VISAプラチナプレミアムカード(年会費88,000円)
- マイル還元率:1.5%
- 搭乗時ボーナス:+50%
- プレミアムな空港ラウンジ利用
- コンシェルジュサービス
このカードは、年間500万円以上の利用がある経営者や富裕層向けです。VISAプラチナという国際的なステータスも得られます。
よくある失敗パターンと対策
失敗1:「ゴールドカードだから得」と思い込む
年会費10,450円のワイドゴールドを申し込んだものの、実際には月1万円程度のカード利用しかない人が多いです。この場合、マイル還元額は年間2,000円程度であり、年会費10,450円を到底回収できません。
対策:申し込み前に、過去3ヶ月のカード利用平均を確認する。月3万円未満なら年会費無料カード、3万円~10万円なら1,375円の一般カード、10万円以上ならゴールドを検討。
失敗2:付帯特典を活用しない
空港ラウンジ無料やコンシェルジュサービスが付いているのに「存在を忘れていた」というケースです。特にプレミアムカードは月1度の出張時に空港ラウンジを使うだけで、年会費の一部が実質回収できます。
対策:カード届時に付帯サービス一覧を必ず確認。スマホで保存して、出張時に活用リストを参考にする。
失敗3:マイルの有効期限を超過
ANAマイルは獲得月から36ヶ月有効です。2年以上カードを使い続けても、マイルを使う計画がないと失効します。
対策:カード申し込み時に、「今後3年で何度飛行機に乗る予定か」を逆算する。年1回も乗らない予定なら、マイル還元率の高いカードは不要。
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ステップバイステップで選ぶ
Step1:過去3ヶ月のカード利用額を計算
あなたのメインのクレジットカードで、過去3ヶ月の平均利用額を出します。家計管理アプリやカード会社サイトで確認可能。
Step2:今後1年の飛行機搭乗予定を見積もる
仕事や旅行で、今後1年に何回飛行機に乗りそうかを概算します。搭乗1回当たりのマイル数も調べておくと、ボーナスマイルの価値が計算できます。
Step3:上記2つから「月額利用額」と「搭乗頻度」の2軸で判定
月額利用額が明確になったら、搭乗頻度とあわせて上記の4パターンのいずれかに自分を当てはめます。
Step4:特典の活用可能性を確認
ゴールド以上を検討している場合、空港ラウンジ利用や保険の必要性を改めて確認。年1回以上海外出張があるなら、旅行保険だけで元が取れる計算になることが多いです。
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申し込み時の注意点
ANAカードの申し込みは、複数のカード会社(ANA JCB、ANA Visa/Mastercard、ANA アメックス、ANA ダイナース)から出ています。同じ「ANAカード」という名称でも、発行会社ごとに還元率や特典が異なります。必ず公式サイトで最新の情報を確認してから申し込みしましょう。
また、新規入会キャンペーンで初回ボーナスマイルが付与されることが多いため、申し込むタイミングもチェック価値があります。
まとめと次のステップ
ANAカード選びで最も重要なのは、年会費を払う価値があるかを事前計算することです。見た目のステータスや「飛行機をよく使うから」という漠然とした理由で選ぶと、確実に年会費ロスが生まれます。
選んだカードが決まったら、次は「マイルの貯め方」と「使い方(特典航空券の取り方)」を学ぶフェーズに入ります。年間でどの程度マイルが貯まり、どの路線の特典航空券が取得可能かシミュレーションすることで、そのカードの真の価値が見えてきます。
よくある質問
- Q. ANA一般カードの年会費無料版と有料版(1,375円)の違いは?
- マイル還元率が異なります。無料版は0.5%、有料版は1%。年間利用額が70万円以上なら有料版のほうが得になります。
- Q. ANAカードで貯めたマイルはいつまで使える?
- ANAマイルは獲得月から36ヶ月間有効です。3年以内に特典航空券に交換するか、他社ポイントに移行する必要があります。
- Q. 複数のANAカードを持つことはできる?
- 可能ですが、同じ発行会社からは通常1枚のみです。複数持つメリットは限定的なため、1枚に絞るほうが管理しやすいです。
- Q. ANAカードの審査難易度は高い?
- 一般カードは審査が比較的緩いですが、ゴールド以上は年会費負担能力を見られるため、安定した収入が必要です。
- Q. 年会費を払わないANAマイルの貯め方はある?
- ANAのマイレージプログラムに無料登録し、飛行機搭乗やポイントサイト経由でマイルを貯める方法があります。ただしカード利用による還元は無いため、貯速度は遅いです。
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