クレジットカード 始め方
クレジットカードの始め方|申込から初回利用までの全手順
クレジットカード初心者が最初に知るべきこと
クレジットカドを初めて作るなら、申込から実際に使い始めるまでに最短でも1〜2週間、場合によっては3週間程度かかると想定しておきましょう。申込方法や審査状況によって時間が変わります。また、クレジットカドは「後払い」の仕組みなので、月の利用額を把握し、期限までに支払う習慣が必須です。本記事では申込前の準備から初回利用まで、実際に必要な手順を順を追って解説します。
広告
1. 申込前に準備すべき4つのこと
本人確認書類を用意する
クレジットカド申込には必ず本人確認書類が必要です。運転免許証があれば、ほとんどのカード会社で追加書類は不要です。運転免許証がない場合は、以下から1点を用意します。
- パスポート(有効期限内)
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 住民票の写し
マイナンバーカードを選ぶ場合は、写真面と裏面の両方が見える状態で撮影する必要があります。健康保険証のみの場合、別途住所確認書類(公共料金の請求書、電話料金の明細など)の提出を求められることが多いので、あらかじめ確認しておきましょう。
収入情報を確認する
クレジットカド審査では、申込時に「年収」を申告します。ここで重要なのは正確に申告することです。虚偽の申告は審査落ちや後のトラブルの原因になります。
学生や無職の場合でも、親の仕送りや公的給付を安定した収入として申告できる場合があります。ただし、全く収入がない場合は審査が厳しくなる傾向があります。その際は「家族カド」(親権者のカドの追加カド)を検討する選択肢もあります。
クレジットヒストリー(信用情報)を確認する
クレジットカド会社は、あなたの過去のカド利用や返済履歴(クレジットヒストリー)を参照して審査判断します。初めてカドを作る場合、ヒストリーがないため「スーパーホワイト」と呼ばれる状態になります。
ただし、過去に別の目的でローンやカドの返済遅延、強制解約経歴がある場合は、信用情報に記録されており、審査に大きく影響します。心当たりがあれば、申込前に信用情報機関(CIC、日本信用情報機構など)に開示請求して確認することをお勧めします。
スマートフォンと銀行口座を用意する
現在、大多数のカド会社はWEB申込を推奨しており、スマートフォンで写真撮影した本人確認書類をアップロードする必要があります。フィーチャーフォンしかない場合は、店頭申込や郵送申込に対応しているカド会社を探す必要があり、手続きが複雑になります。
銀行口座は、クレジットカドの支払い(引き落とし)用として必須です。申込時に銀行口座番号と支店コードを入力するため、あらかじめ口座を開設しておくと申込がスムーズです。
2. カド選びの3つのポイント
ポイント還元率で選ぶ
初めてカドを選ぶときは、ポイント還元率が1.0%以上のカドを選ぶことをお勧めします。
一般的なカドの還元率は0.5%程度ですが、学生向けカド(楽天カド学生、三井住友カド(A)など)や、新興系のカド(リクルートカド、PayPayカドなど)は還元率が1.0%以上の場合が多いです。例えば、年間100万円を利用した場合、0.5%還元なら5,000ポイント、1.0%還元なら10,000ポイント相当の差が出ます。
年会費で選ぶ
クレジットカドの多くは年会費永年無料です。初心者なら、まずは年会費無料のカドから始めることをお勧めします。
プラチナカドやゴールドカドなど年会費が数千円〜数万円かかるカドもありますが、これらは多くの特典(空港ラウンジ利用、旅行保険、コンシェルジュサービスなど)が付いており、年に数十万円以上利用する人向けです。初めてなら、まずは無料カドで使い方に慣れるほうが賢明です。
申込資格と審査難度で選ぶ
クレジットカドの審査難度は、カドの種類によって大きく異なります。
審査が比較的甘いと言われるカド:
- 流通系カド(楽天カド、イオンカド、セゾンカドなど)
- 消費者金融系カド(ACマスターカドなど)
審査が比較的厳しいと言われるカド:
- 銀行系カド(三井住友銀行のVISAカド、三菱UFJ銀行のカド)
- アメックス(アメリカン・エキスプレス)
初めてカドを申込む人で、安定した収入がない場合は、流通系カドから始めることをお勧めします。
広告
3. WEB申込の手順(最短ルート)
ステップ1: カド会社の公式サイトから申込ボタンをクリック
カド会社によっては、申込サイトと情報提供サイトが分かれています。必ず公式サイト直のリンクから申込むようにしましょう。広告経由やニュースサイト経由のリンクから進むと、フィッシング詐欺やキャッシュバック特典の二重どりを誘う悪質なサイトに誘導されるリスクがあります。
必ず「〇〇カド公式」と書かれたURLから申込むこと
ステップ2: 基本情報と収入情報を入力
申込フォームでは以下の情報を入力します。
- 氏名、生年月日、性別
- 住所(現住所と本人確認書類の住所が異なる場合は注意)
- 電話番号、メールアドレス
- 年収(税込み)
- 職業、勤務先名、勤続年数
- 銀行口座情報(支払い口座の指定)
住所はとくに慎重に入力してください。申込後に引っ越しが決まった場合でも、カド発送前なら住所変更が可能です。ただし、すでにカドが発送された後は、配送中のカドが宛先不明で戻されるリスクがあります。
ステップ3: 本人確認書類をアップロード
スマートフォンのカメラで本人確認書類を撮影し、申込フォームにアップロードします。
撮影時の注意:
- 書類全体が枠内に入るよう撮影する
- 光が反射したり、影がかからないようにする
- 裏面が必要な書類(マイナンバーカドなど)は、表面と裏面の両方をアップロードする
運転免許証の場合、表面と裏面の両方のアップロードを求められる場合と、表面のみで良い場合があります。フォームの指示に従ってください。
ステップ4: 入力内容を確認して送信
申込内容を最終確認し、送信ボタンをクリック。この時点で確認メールが送られてきます。
4. 審査から受け取りまで
審査期間の目安
カド会社によって異なりますが、以下が一般的です。
- 楽天カド、イオンカド:最短で申込当日中に審査完了。多くの場合24時間以内
- 三井住友カド:最短5分で仮審査完了(ただし最終審査は数日かかる場合もある)
- セゾンカド:最短3営業日
- ACマスターカド:最短即日発行(営業時間内の申込で)
審査に通らなかった場合、理由は開示されないことがほとんどです。複数のカドに同時申込みすると、審査機関のシステムに「複数のクレジット申込み」という情報が記録され、審査に悪影響を与えるため、1社ずつ申込み、1ヶ月以上の間隔をあけることをお勧めします。
カドの受け取り方
審査に通った後、カドは以下の方法で受け取ります。
郵送(最も一般的)
- 申込から1〜2週間で、本人限定受取郵便で配送される
- 受け取り時に本人確認書類の提示が必須
- 不在時は配送業者から再配送の連絡が来る
店頭受け取り(一部カド会社のみ)
- イオンカド、セゾンカドなど一部では、店頭で即日受け取り可能
- 本人確認書類を持参して店舗に行く
即日発行(ACマスターカドのみ)
- ACマスターカドは、審査に通れば最短で自動契約機で当日受け取り可能
- ただし、その場で発行されるのは仮カド。本カドは後日郵送される
広告
5. カド受け取り後の初回利用手順
受け取ったカドの確認事項
カドが届いたら、まずカド裏面の署名欄(白い署名スペース)に、申込時に入力した名前と同じ署名をボールペンで書き込みます。これを書き忘れると、店舗で利用できないケースがあります。
次に、カドに付属する案内資料で以下を確認しましょう。
- 利用可能額(クレジットリミット):例えば「50万円」と記載されていれば、その月に最大50万円まで利用できます
- 支払い方法:リボ払い、分割払いがデフォルト設定になっていないか確認
- 支払い日:毎月〇日が引き落とし日かを確認
支払い方法を「一括払い」に設定する
クレジットカド初心者なら、必ず支払い方法を「一括払い」に統一することをお勧めします。
一括払い以外のリボ払い(残高をリボルビング方式で分割返済)は、毎月金利(年14〜18%程度)が発生し、想定以上の利息を払うことになります。例えば、10万円をリボ払いで返済する場合、月5,000円ずつの支払いなら、利息は約6,000円上乗せされ、合計106,000円の支払いになります。
WEB申込後は、カード会社の会員専用サイトで支払い方法をいつでも変更できます。
利用代金の確認と支払い
クレジットカドを初回利用した後、月ごとに利用代金が集計されます。
支払いの流れ:
- 利用月:7月1日〜31日にカドで購入(例:合計30,000円)
- 請求確定日:8月10日(カド会社が確定日を設定)
- 引き落とし日:8月27日(登録した銀行口座から自動引き落とし)
カド会社の会員サイトにログインすれば、いつでも利用明細を確認できます。「見覚えのない利用がないか」「二重請求されていないか」毎月確認する習慣をつけることが、カド詐欺や不正利用を防ぐコツです。
広告
6. 初心者がやりがちな4つの間違い
リボ払いをデフォルトで使ってしまう
前述の通り、リボ払いは金利負担が大きくなります。カド会社は新規会員にリボ払い利用を促すメールを送ることがありますが、よほど特別なポイントボーナスがない限り、一括払いを選ぶべきです。
支払い期限を忘れて遅延してしまう
クレジットカドの支払い遅延は、一度信用情報に記録されると、その後の住宅ローンやカドの新規申込みに大きく影響します。支払い日を携帯電話のアラーム機能で事前に通知されるよう設定するか、自動引き落としに対応した銀行口座の残高を常に確認する習慣をつけましょう。
利用限度額まで使い切ってしまう
初期の利用限度額(例:50万円)は、あなたの返済能力を測るための試験期間です。毎月月収の1割程度(年収400万円なら月3万〜5万程度)の利用に抑えることで、確実な返済実績を積み上げることができます。6ヶ月〜1年の実績を積めば、カド会社から利用限度額引き上げの案内が来ます。
複数のカドに同時申込みしてしまう
前述の通り、短期間に複数カド申込みすると「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、すべての審査に落ちるリスクがあります。1社ずつ、1ヶ月以上の間隔をあけましょう。
まとめ:次のステップ
クレジットカドの申込から初回利用までは、大まかには以下の流れです。
- 準備(1〜2日):書類やカド選びの決定
- 申込〜審査(1〜3日):WEB申込と審査通過
- 受け取り(1〜2週間):郵送でカド受け取り
- 初回利用(即日):カド利用開始
初めてカドを作る人は、年会費無料で還元率1.0%以上の流通系カドから始めることをお勧めします。カド会社の会員サイトで利用明細をこまめに確認し、毎月の支払い管理を習慣付けることが、安心で健全なカド利用の第一歩です。
よくある質問
- Q. クレジットカドの審査に落ちた場合、すぐに別のカドに申込んでもいい?
- 落ちたカドに申込んだ履歴は信用情報に6ヶ月間記録されるため、最低1ヶ月の間隔をあけて別社に申込むことをお勧めします。同じ金融機関系列内(例:三井住友グループの複数カド)への申込みは特に慎重に。
- Q. クレジットカドと銀行カドの違いは何?
- 銀行カドは銀行口座の資金からの引き出しで、即座に口座残高が減ります。クレジットカドは後払いで、翌月以降にまとめて引き落とされるため、資金繰りの工夫が可能ですが、使いすぎのリスクがあります。
- Q. 学生でもクレジットカドは作れる?
- 18歳以上の学生なら、多くのカド会社で申込み可能です。ただし、親権者の同意が必要な場合や、仕送りを収入として申告する必要がある場合があります。まずはカド会社の学生向けカドページを確認してください。
- Q. クレジットカド利用時に手数料はかかる?
- 店舗やネットショップでの買い物での手数料はかかりません。ただし、キャッシング(カド経由でお金を借りる)を利用すると金利が発生します。初心者はショッピング機能のみの利用をお勧めします。
- Q. クレジットカドのセキュリティコードはどこに書いてある?
- セキュリティコード(CVV/CVC)は、カド裏面の署名欄右側に3桁の数字として表示されています。ネット決済時に入力が求められますが、電話やメールで聞かれても絶対に教えてはいけません。
関連する悩み
家計簿アプリおすすめ10選|選び方と実際の使い方を徹底比較
家計簿アプリは種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない人も多いはず。実際に継続できるアプリを選ぶポイントと、用途別のおすすめアプリを10個紹介します。
ふるさと納税を楽天で始める方法|登録から返礼品受け取りまで完全ガイド
ふるさと納税を楽天で始めるなら、楽天市場のアカウントと楽天ポイント機能を活用することで、通常のオンラインショッピングと同じ感覚で寄附できます。本記事では、初心者が実際に進めるべき6つのステップを具体的に解説します。
海外旅行のクレジットカード選び方|カードの種類と比較ポイント
海外旅行に適したクレジットカード選びは、旅行保険の有無・海外手数料・使える地域が決め手。自分の渡航スタイルに合ったカード選択で、費用を最大10%削減できます。