電気代 下げる 方法
電気代を下げる方法|家庭でできる確実な節約テクと契約見直しの手順
電気代を下げるなら、契約見直しと使い方改善の両立が必須
電気代を確実に下げるには、大きく2つの対策が必要です。1つは契約内容の見直し(契約アンペアや料金プラン)で固定費を削減すること。もう1つは日常的な使い方の改善で変動費を減らすことです。契約見直しだけで月1,000円程度、使い方改善で月500〜1,000円程度の削減が見込めます。
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1. 契約アンペアを見直して固定費を削減
最も効果が大きいのが契約アンペア(契約容量)の見直しです。現在の契約が本当に必要な容量か確認することが重要です。
現在の契約アンペアを確認する方法
電気料金の請求書やWEB料金照会サービスで確認できます。一般的な家庭は30A~50Aの契約が多いですが、以下のポイントで判断してください。
- 一人暮らし:15A~20Aで十分な場合が多い
- 2人暮らし:20A~30Aが目安
- 3人以上の家族:30A~40Aが一般的
契約アンペアを下げるときの注意
ブレーカーが落ちるリスクがあります。複数の家電を同時利用する際の最大消費電力を把握することが重要です。例えば、エアコン(約15A)・電子レンジ(約13A)・洗濯機(約5A)を同時に使うと33Aになります。実際の使用パターンを思い出して、余裕を持たせましょう。
アンペアを1段階下げた場合の月額削減額
東京電力の場合、50Aから40Aに下げると月額約550円削減されます。年間で6,600円の固定費カットになります。
2. 料金プラン・電力会社の見直し
時間帯別料金プランを活用する
大手電力会社は「夜間電力が安い」プランを提供しています。例えば東京電力の「スマートライフプラン」では、夜22時~朝8時の電力量料金が33.13円/kWhに対し、昼間(8時~22時)は41.12円/kWhです。夜間に2割以上安い計算になります。
夜間利用が多い生活パターンなら、このプランへの切り替えで月1,000円以上の削減が期待できます。
新電力への乗り換え
2016年の電力自由化以降、大手電力会社より安い新電力会社が多数あります。ただし乗り換えメリットは地域・使用量によって異なるため、単純比較は避けるべきです。
乗り換え前に、複数社の料金シミュレーション(供給元のWEBツールで無料)で年間削減額を確認してください。最低でも月500円、理想は月1,000円以上の削減が見込める事業者を選びましょう。
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3. 家電の使い方を改善して日々の電気代を削減
エアコンの使い方
夏場・冬場、エアコンは家庭の電気使用量の30~40%を占めます。
冷房時の工夫:
- 設定温度を28℃にする(27℃から1℃上げると10%削減)
- 外出時は「オフ」ではなく「自動運転」に。エアコンの再起動には大きなエネルギーを要します
- フィルターを2週間に1回清掃。目詰まりで15%以上効率が低下します
- 室外機の周囲を物で塞がない。風通しが悪いと消費電力が20%増加します
暖房時の工夫:
- 設定温度を20℃にする(21℃から1℃下げると10%削減)
- 湿度を50~60%に保つ。同じ温度でも湿度があると体感温度が上がります
- 晴れた日中は日光を取り入れる。カーテンを開けるだけで室温が2~3℃上がります
冷蔵庫の効率化
冷蔵庫の消費電力は年間で次に大きいものです(約15~20%)。
- 詰め込みすぎない:庫内の詰め込みで15~20%効率が低下します
- 温度設定:夏季は「弱」、冬季は「中」に変更
- 開け閉めを減らす:1回の開閉で1~2分かかった冷却が必要になります
- 背面スペースを空ける:最低10cm以上の隙間を確保。放熱効率が大きく改善されます
給湯・シャワーの工夫
給湯にはガス代か電気代がかかりますが、電気温水器を使っている家庭は以下が有効です。
- シャワーを1分短くする:年間1,000円程度削減
- シャワーヘッドを節水型に交換:水量を30~50%削減でき、給湯量も減ります(交換費用は1,000~3,000円)
- 浴槽の追い焚きを減らす:家族の入浴間隔を短くしてお湯の冷却を防ぐ
待機電力の削減
家庭の消費電力の5~10%が待機電力(使用していない時の電力)です。
- コンセント抜きよりもタップ式の電源ボタンを活用。テレビ、DVDプレーヤー、プリンタなど複数機器をまとめて切ります
- スマートコンセントを使うと、スマホから遠隔でON/OFF操作でき、確実に待機電力を削減できます(費用1,500~4,000円)
照明をLEDに交換
白熱電球や蛍光灯をLED電球に交換すると、消費電力を70~80%削減できます。
- LED電球の購入費用:1個500~1,500円
- 白熱電球との年間電気代差:1個あたり1,000~1,500円削減
- 費用回収期間:0.5~1.5年
4. 洗濯機・炊飯器など個別家電の活用法
洗濯機
- 冷水洗いを活用:温水で洗うと電気代が2~3倍になります。普通の汚れは冷水で十分
- 夜間に使う:時間帯別プランなら昼間の3分の1以下の電力量料金で実行できます
- 乾燥機は避ける:洗濯乾燥機の乾燥機能は1回で約100円のコストがかかります
炊飯器
- 1日1回、朝に炊く:保温状態を長時間続けると、毎日炊くのと同等かそれ以上のコストになります
- 冷凍ご飯を活用:複数日分をまとめて炊き、冷凍するほうが電気代が安くなります
食器洗い乾燥機
「手洗いより電気代がかかる」という誤解がありますが、実際は反対です。
- 手洗いでのお湯代:1回約100~150円
- 食器洗い乾燥機の電気代:1回約20~30円
- 1日1回使用で月2,000~3,000円削減も可能
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5. 季節ごとの工夫
夏(6月~9月)
- エアコンの設定温度を高めに(28℃以上)
- 遮熱フィルムやすだれを窓に取り付け、外からの熱を30~50%カット
- 熱を発する家電(オーブン、電子レンジ)の使用を減らし、代わりに冷ましてから冷蔵庫で冷やす調理方法を活用
冬(12月~2月)
- 暖房設定温度を低め(18~20℃)
- 厚手のカーテン・断熱シートで窓からの熱失を30~40%削減
- 床暖房・パネルヒーターなど局所暖房に切り替え(全体暖房より30~50%節約)
実行優先度と削減見通し
即効性が高い順:
- 契約アンペアの見直し:月500~1,000円(要電力会社への連絡)
- 時間帯別プランへの切り替え:月500~1,500円(昼間使用が少ない家庭向け)
- エアコン設定温度の変更:月300~800円(季節による)
- LED照明への交換:月200~500円(全室交換した場合)
- 冷蔵庫の詰め込み改善・温度調整:月100~300円
複数対策を組み合わせると、月2,000~3,500円の削減が現実的です。ただし快適性とのバランスを無視した過度な節約は生活の質を損なうため、無理のない範囲で実行してください。
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つまずきやすいポイント
「電化製品を消すだけで大幅削減できる」という誤解
待機電力の削減は重要ですが、全体の5~10%程度です。まずは契約見直しとエアコン・冷蔵庫の効率化に注力すべきです。
新電力乗り換えで失敗する例
「どこでも安い」と思って乗り換えたが、実際には高くついたというケースがあります。理由は、新電力の多くが基本料金は安いが単価は高い、または逆に基本料金は高いが使用量が少ない場合に有利、といった特性があるためです。必ずシミュレーション比較をしてから乗り換えてください。
エアコンの使い方による逆効果
こまめにON/OFFを繰り返すと、起動時の大きな電流が何度も流れるため、かえって電気代が増加することもあります。短時間の外出(30分程度)なら、つけっぱなしのほうが効率的な場合があります。
まとめと次の一歩
電気代を下げるには、契約内容の見直しで固定費を削減し、日常的な使い方改善で変動費を減らすことが重要です。月2,000~3,500円の削減が実現可能で、年間では24,000~42,000円の効果が期待できます。
次のアクション:
- 今月の電気料金請求書を確認し、現在の契約アンペア・料金プランをメモする
- 電力会社のWEBサイトで時間帯別プランのシミュレーションを実行
- 必要に応じて契約アンペアの見直しを電力会社に申請(無料、1~2週間で変更)
- エアコンの設定温度と冷蔵庫の詰め込み状況を見直す
これらは今日から実行でき、1~3か月で効果が数字で見えます。
よくある質問
- Q. エアコンの設定温度を1℃変えると、電気代はどのくらい変わりますか?
- 冷房時に27℃から28℃に上げると約10%削減、暖房時に21℃から20℃に下げると約10%削減されます。一般的な家庭ではエアコン月額が3,000~5,000円なので、月300~500円の効果が見込めます。ただし体感や季節によって変動します。
- Q. 新電力に乗り換える際、解約金や手数料はかかりますか?
- 2022年7月以降、大手電力会社の契約解除料は廃止されており、基本的に手数料なく乗り換えられます。ただし新電力によっては独自の解約金を設定している場合があるため、契約前に確認することが重要です。
- Q. 古い家電ほど電気代がかかるというのは本当ですか?
- 概ね本当です。エアコンや冷蔵庫は10年以上前のモデルと最新型で消費電力が30~50%異なることもあります。ただし家電の購入費用(数万~数十万円)を考えると、電気代削減だけでは回収期間が長くなるため、故障時の買い替え時に省エネモデルを選ぶ判断が現実的です。
- Q. 賃貸住宅でも実行できる節約方法はありますか?
- 契約アンペアの見直しや料金プラン変更、LED照明への交換、エアコンの設定変更、冷蔵庫の使い方改善は賃貸でも可能です。ただし壁への穴あけ(遮熱フィルムの貼り付けなど)は大家の承認が必要な場合があります。
- Q. 時間帯別プランに切り替えると、本当に安くなりますか?
- 昼間の使用量が少ない家庭(共働きなど)なら月500~1,500円削減できる可能性が高いです。ただし在宅勤務で昼間に多く使う場合は、割高になるリスクがあります。必ず現在の使用パターンをシミュレーション確認してから契約してください。
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