プログラミング 始め方 windows
Windows でプログラミングを始める|初心者向けの環境構築から最初の一歩まで
Windows でプログラミングを始めるなら、環境構築より「言語選び」が9割
Windows でプログラミングを始めるなら、まず決めるべきはどの言語で学ぶかです。環境構築は後から何度でもやり直せますが、言語選びで挫折の確率は大きく変わります。
Windows 環境で初心者が選ぶべき言語は以下の 3 つに絞られます。Python(データ分析・AI・スクリプト向け)、JavaScript(Web サイト作成向け)、Java(就職を視野に)。このうち、最も環境構築が簡単で、実行結果がすぐ見える Python から始めることを強くお勧めします。
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準備物:Windows パソコン、インターネット接続、テキストエディタ
プログラミングを始めるのに特別な機械は不要です。
- Windows パソコン:Windows 10 以降なら OK(古い PC でも大丈夫)
- インターネット接続:必須(プログラミング言語やツールをダウンロードするため)
- テキストエディタ:プログラムの「文章」を書く道具。無料ソフトで十分
セキュリティソフト、メモリ容量、CPU の性能は、初心者レベルではほぼ関係ありません。
Python の環境構築:実は 5 分で終わる
1. Python をダウンロードする
公式サイト(https://www.python.org/downloads/)にアクセスして、「Download Python 3.12.1」(バージョン番号は最新のもの)をクリックします。
Python 2 は 2020 年に終了しているので、絶対に Python 3 を選んでください
2. インストーラーを実行する
ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリック。ウィザード画面が出ます。
重要:画面左下の「Add Python 3.x to PATH」にチェックを入れてください。これをしないと、コマンドプロンプトから Python が認識されません。
その後「Install Now」をクリックして、インストール完了まで待ちます(1~2 分)。
3. インストール完認
インストール後、Windows キーを押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開きます。
python --version
と入力して Enter キーを押し、「Python 3.12.1」のような表示が出れば成功です。
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エディタ選び:Visual Studio Code で間違いない
プログラムを書くための「テキストエディタ」が必要です。初心者には Visual Studio Code(通称 VS Code)を強く勧めます。Microsoft が開発しており、完全無料で、Windows での動作も安定しています。
VS Code のセットアップ
- 公式サイト(https://code.visualstudio.com/)から「Download for Windows」をクリック
- インストーラーを実行(デフォルト設定で OK)
- 起動後、左サイドバーの「Extensions」(四角い 4 つのアイコン)をクリック
- 検索欄に「Python」と入力し、Microsoft の公式 Python 拡張をインストール
これで、Python コードを書く準備が整います。
VS Code の操作を学ぶことはプログラミング学習の本質ではありません。「何か難しそう」と感じても、気にせず先に進みましょう
最初のプログラムを 30 秒で動かす
ステップ 1:フォルダを作る
Windows のデスクトップか、ドキュメントフォルダに、「python_practice」という名前の新しいフォルダを作ります。
ステップ 2:VS Code で開く
VS Code を起動 → 左上「File」→「Open Folder」→ 作ったフォルダを選択。
ステップ 3:新しいファイルを作る
左上のフォルダアイコンの横にある「新規ファイル」アイコンをクリック。ファイル名を「hello.py」と入力して Enter。
ステップ 4:コードを書く
開いたファイルに以下の 2 行を貼り付けます:
name = input("あなたの名前は?")
print(f"こんにちは、{name}さん!")
ステップ 5:実行する
VS Code の右上に再生ボタン(三角形)が表示されているはずです。それをクリック、またはキーボードで Ctrl + F5 を押します。
コマンドプロンプトが立ち上がり、「あなたの名前は?」と聞かれます。好きな名前を入力して Enter を押すと、「こんにちは、〇〇さん!」と表示されます。
これがプログラミングの第一歩です。一行一行の命令が、実際に動いている感覚を味わいましょう。
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つまずきやすい 5 つのポイントと対処法
1. 「python コマンドが見つかりません」
原因:Python のインストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れ忘れた。
対処:Python を再インストール。インストール画面で「Modify」を選び、「Add Python to PATH」をチェックしてから進めます。
2. エディタで書いたコードが文字化けする
原因:ファイルの文字コードが Shift-JIS になっている。
対処:VS Code の右下に「Shift-JIS」と表示されているはず。クリックして「UTF-8」に変更します。
3. "IndentationError: expected an indented block"
原因:Python は「行の最初の空白」を厳密に数える言語です。スペースとタブが混在していたり、インデント(字下げ)が足りません。
対処:エラーメッセージの行番号を確認し、その行の先頭の空白を確認。タブではなく、スペース 4 個を使うのが標準。VS Code なら、Tab キーで自動的にスペースが挿入されます。
4. コマンドプロンプトが一瞬で消える
原因:プログラムがエラーで終了している。エラーメッセージが見える前に閉じてしまいます。
対処:VS Code の「Run」メニューから「Run Without Debugging」を選ぶ、または Ctrl + F5 で実行。コマンドプロンプトが自動で開き、エラーメッセージを見ることができます。
5. モジュール(拡張機能)が見つからないエラー
原因:データ分析や機械学習を学ぶ段階で、NumPy や Pandas などの外部ライブラリをインストールしておらず、それを使おうとしている。
対処:コマンドプロンプトで以下を実行:
pip install numpy
(「numpy」の部分は、エラーメッセージに書かれたモジュール名に置き換えます)
環境構築後、何を学ぶか
環境構築が終わった段階では、プログラミング学習の 5% 程度です。肝心なのは「どう学ぶか」です。
独学向けの学習リソース(無料〜低額)
Progate(https://progate.com/):スライド形式で Python の基礎が学べます。初心者向けに非常によく設計されており、1 時間で 1 章が完結。前提知識なしで進められます。無料枠でも基礎は十分学べます。
Python 公式チュートリアル(https://docs.python.org/ja/3/tutorial/):公式ドキュメント。やや難しいですが、Google で「Python for ループ」などと検索すると、公式が最初に出てきます。困ったときの辞書として使います。
YouTube「Corey Schafer」チャンネル:英語ですが、図解が豊富で非常にわかりやすい。字幕で日本語翻訳も出ます。本格的に学ぶなら、後半で見る価値があります。
注意点:スクール検討は 1 ヶ月後
環境構築直後にプログラミングスクール(月数万円のオンラインスクール)の広告が出ますが、1 ヶ月は自分で学んでから判断しましょう。自分に合うか、本当に必要か見えていない段階での申し込みは、高確率で無駄になります。
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Windows 以外の選択肢を考える必要は(ほぼ)ない
「Python は Mac や Linux で学ぶ方が良い」という情報を見かけるかもしれませんが、初心者には無視して構いません。Windows でも何ら問題なく学べます。むしろ、手持ちのパソコンで始めることが、継続の秘訣です。
まとめ:今日中に「hello.py」を動かす
Windows でプログラミングを始めるには、Python をインストール → VS Code をインストール → 最初のコードを書く の 3 ステップで十分です。難しく考える必要はなく、今この瞬間にもできます。
環境構築で全力を尽くす必要はありません。今日中に、簡単なコードを 1 つ動かす体験を持つことが、プログラミング学習の最初で最も大切な一歩です。困ったときは、エラーメッセージを Google にコピペすれば、ほぼ答えが出てきます。その過程で、「プログラミングとは何か」がじわじわと理解できるようになります。
よくある質問
- Q. Windows で Python をインストールしたのに、「python コマンドが見つかりません」と言われます
- Python のインストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れなかった可能性が高いです。Python を再度インストール(またはアンインストール後に再インストール)し、インストール画面で「Modify」を選んで、この項目をチェックしてから進めてください。
- Q. VS Code でテキストが文字化けしています
- VS Code の右下に現在の文字コードが表示されています(「Shift-JIS」など)。クリックして「UTF-8」に変更すれば解決します。新しいファイルを作成するときは、最初から UTF-8 で作成されます。
- Q. プログラミングスクールに入った方が早く上達しますか?
- 初心者が 1~3 ヶ月独学で基礎を学んだ後なら、スクール選びもより正確にできます。最初の段階からスクールに入るメリットはほぼありません。月数万円かかるスクールより、無料の Progate で基礎を固めることをお勧めします。
- Q. Mac や Linux に切り替えた方がプログラミングに向いていますか?
- 初心者段階では、手持ちのパソコンで学ぶことが最優先です。Windows でも Mac でも Linux でも、プログラミング学習に大きな差はありません。環境を変える手間よりも、まず Python の基礎を学ぶ方が 100 倍大切です。
- Q. Python 以外の言語から始めた方が良いですか?
- JavaScript(Web 開発向け)や Java(就職向け)もありますが、初心者には Python が最適です。結果がすぐ画面に出て、文法もシンプルで、環境構築も簡単だからです。他の言語は、Python の基礎をマスターしてから検討しても遅くありません。
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