作り置きレシピ
作り置きレシピで毎日の料理を時短化|忙しい平日を乗り切る実践的レシピ14選
作り置きレシピで平日の食卓が変わる
毎日夜7時まで仕事で、帰宅後の食事支度が負担...そんな悩みを解決する最短の方法が 週末の作り置き です。日曜の2〜3時間で3〜5日分の副菜やメイン料理を仕込めば、平日は温めるだけで栄養バランスの取れた食事が食卓に上ります。本記事では、実際に保存できて、味が落ちにくい14のレシピと、作り置きを成功させるための保存・仕込みのコツをお伝えします。
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作り置きレシピを選ぶときの3つのポイント
すべてのおかずが作り置き向けとは限りません。長く保存できるレシピを選ぶ際の基準をお伝えします。
1. 味付けは濃いめ、油分を含むものが保存に向く
冷蔵保存では3〜5日が目安ですが、この間に味が淡白になったり、水分が出たりします。塩分や調味料を通常より10〜15%増やす、あるいは油分(オリーブオイル、ごま油など)を絡ませることで、味の劣化と細菌増殖を防げます。
例えば、きんぴらごぼうなら砂糖・塩を少し多めに、塩昆布和えなら仕上げに白ごま油を一回し、というように調整します。
2. 加熱が十分か、水分が少ないか
傷みやすいリスク要因は「加熱不足」と「余分な水分」です。煮込み料理なら沸騰から10分以上の加熱を心がけ、野菜の浅漬けなら塩漬けにして余分な水分を抜いてから調味します。
3. ニオイが強いもの、生ものは避ける
作り置きは複数のおかずを一緒に保存するため、納豆や生卵など強いニオイのあるものは避けたほうが無難です。また、生野菜のサラダは翌日には水が出てしまうため、作り置きには向きません。
すぐに使える作り置きレシピ14選
副菜(保存期間:3〜5日)
1. きんぴらごぼう(定番・冷蔵5日)
ごぼう150g、人参50g、唐辛子1本を細切りにして、油大さじ1で炒めます。砂糖大さじ1、醤油大さじ1.5、みりん大さじ0.5を加えて中火で5分煮詰め、白ごま油を一回しします。作り置きの基本レシピとして、平日の副菜の柱になります。
2. ほうれん草のごま和え(冷蔵4日)
ほうれん草200gをさっと塩ゆでして、冷水で冷まし、軽く絞ります。白ごま大さじ2、砂糖小さじ1、醤油小さじ1.5、塩少々で和えます。加熱と和える際の塩分が重要で、冷蔵庫で2日目以降が味が馴染んで食べごろです。
3. 切り干し大根の煮込み(冷蔵5日・冷凍2週間)
切り干し大根30g を水で戻し、ニンジン30g、油揚げ1/2枚とともに、砂糖大さじ0.5、醤油大さじ1、みりん大さじ0.5、だし汁200mlで20分煮込みます。水分をほぼ飛ばし、粗熱を取ってから保存容器へ。冷凍も可能で、2週間保存できます。
4. 大根の塩昆布和え(冷蔵3日)
大根200gを千切りにし、塩小さじ1をふって10分置き、水分を絞ります。塩昆布大さじ1、白ごま油小さじ1、すりおろし生姜小さじ0.5を混ぜます。さっぱりしており、どの献立にも合わせやすい副菜です。
5. 人参の甘辛炒め(冷蔵5日・冷凍3週間)
人参200gを千切りまたは細切りにし、油大さじ1で炒めます。砂糖大さじ0.5、醤油大さじ1.5、唐辛子を加えて、水分が飛ぶまで炒め続けます。冷凍に向いており、弁当のすきま埋めにも最適です。
6. 蒸し鶏のねぎ塩ダレ(冷蔵4日・冷凍2週間)
鶏むね肉200gを耐熱容器に入れ、塩・こしょうをして600wレンジで7分加熱します。粗熱を取り、手でほぐします。ねぎ1本(みじん切り)、塩小さじ0.5、鶏がらスープの素小さじ1、ごま油大さじ1を混ぜてかけます。そのまま食べても、丼やサラダに乗せても使えます。
メイン料理(保存期間:冷蔵3〜4日、冷凍2〜3週間)
7. 牛肉のしぐれ煮(冷蔵4日・冷凍3週間)
牛肉250g(薄切り)とごぼう80gを油大さじ1で炒めます。砂糖大さじ1.5、醤油大さじ2、みりん大さじ1、生姜スライス3枚を加え、汁気がなくなるまで10分煮詰めます。ご飯のお供として定番で、冷凍も可能です。
8. 豚肉と大根の煮込み(冷蔵4日・冷凍3週間)
豚肉こま切れ200g、大根300gを乱切りにし、鍋に油大さじ1で肉を炒めてから大根を加えます。水300ml、砂糖大さじ1、醤油大さじ1.5、生姜スライス2枚を入れて、弱火で30分煮込みます。冷めるほど味が馴染み、冷凍後の解凍時にも劣化しにくい一品です。
9. 鶏肉のトマト煮(冷蔵3日・冷凍2週間)
鶏もも肉200gを食べやすい大きさに切り、油大さじ1で炒めます。玉ねぎ100g(みじん切り)、トマト缶200g、塩小さじ0.5、砂糖小さじ1、黒こしょうを加え、弱火で20分煮込みます。洋風の献立が増やせます。
10. 豚肉とキャベツの味噌炒め(冷蔵3日・冷凍2週間)
豚肉こま切れ150g、キャベツ200g(ざく切り)を油大さじ1で炒めます。味噌大さじ1、砂糖小さじ1、醤油小さじ1、にんにく(みじん切り)小さじ0.5を加え、5分炒め合わせます。ご飯に乗せて丼にしても、そのままおかずでも使えます。
汁物・スープ(保存期間:冷蔵2〜3日・冷凍2週間)
11. かぼちゃのポタージュ(冷蔵2日・冷凍2週間)
かぼちゃ200g を湯でやわらかく加熱し、玉ねぎ50g(みじん切り、加熱済み)と一緒にフードプロセッサーで撹拌します。牛乳150ml、塩小さじ0.5、白こしょうを混ぜ、弱火で温めます。冷凍時は製氷皿に流して小分けにするか、ジップロックに薄く入れることで、使う量だけ取り出せます。
12. 豆と野菜のスープ(冷蔵3日・冷凍2週間)
ミックスビーンズ缶詰100g、人参30g(みじん切り)、セロリ30g(みじん切り)、トマト缶100gを使い、水300ml、コンソメキューブ1個で15分煮込みます。塩・黒こしょうで調整します。栄養価が高く、朝食やランチスープにも向きます。
13. 厚揚げと小松菜の煮浸し(冷蔵4日・冷凍2週間)
厚揚げ2枚(食べやすく切る)、小松菜150g を切ります。だし汁200ml、砂糖小さじ1、醤油小さじ2、塩少々を合わせた液に入れ、弱火で10分煮込みます。冷めるほど味が沁みこみ、2日目以降が食べごろです。
14. ミートソース(冷蔵3日・冷凍3週間)
牛ひき肉200g、玉ねぎ100g(みじん切り)を油大さじ1で炒めます。トマト缶200g、砂糖小さじ1、塩小さじ0.5、黒こしょう、生ニンニク(みじん切り)小さじ1を加えて、弱火で20分煮詰めます。パスタだけでなく、ご飯に乗せたり、卵焼きに詰めたり、応用範囲が広がります。
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週末の仕込みを成功させる3つのステップ
ステップ1:下準備を一気に終わらせる(30分)
すべてのレシピの野菜を一度に洗い、切ります。大根、人参、ごぼうなど、複数のレシピで使う野菜はまとめて処理し、ジップロックに入れて保存します。この段階で全体の見通しが立ち、調理中の時間ロスが減ります。
コツ: まな板と包丁は1種類の野菜ごとに洗い直すより、同じグループ(根菜→葉物→その他)の順で進めて、衛生的かつ効率的に処理します。
ステップ2:火を使う調理を優先順位順に進める(90分)
- もっとも時間がかかる煮込み料理から着手
- 次に炒め物(複数同時進行可)
- 最後に加熱時間が短い和え物
コンロが複数あれば、煮込みと炒め物を同時に進めます。ない場合は、煮込みを火にかけて、その間に炒め物の準備をするとタイムロスが少なくなります。
ステップ3:粗熱を取り、清潔な容器に詰める(30分)
すべての料理を一度に保存容器に入れると、温度が上がって腐りやすくなります。必ず常温まで冷まし、その後冷蔵庫に入れます。
重要: 保存容器は使用前に熱湯で洗い、水切りを完全に乾かします。少しでも水分が残っていると、カビや雑菌の増殖につながります。
保存を成功させるための5つのルール
1. 小分けにする
1つの大きな容器に全量入れるより、小分けにしたほうが、取り出すたびに全体が空気に触れず、品質低下が遅くなります。作り置きが3日程度なら、食べきれる量だけ冷蔵室へ、残りは冷凍するという使い分けも効果的です。
2. ラベルを貼る
作った日付と品目を容器に記入するシール(100円ショップに売っている食材用シール)を貼ります。見た目だけでは何が何か判別しにくく、期限を超過するリスクを高めます。
3. 冷蔵室の奥に、温度が安定した場所に置く
冷蔵室の扉近くは温度が上がりやすく、奥が最も安定しています。毎回開け閉めで温度が変わるのを避けるため、奥に詰めるのが理想的です。
4. 冷凍は薄く、平らに
冷凍保存するおかずは、ジップロックや製氷皿に薄く広げて冷凍します。塊のまま冷凍すると、解凍に時間がかかり、再加熱時に味や食感が落ちやすくなります。
5. 解凍は冷蔵室でゆっくり
冷凍おかずは、食べる前の夜に冷蔵室へ移して解凍するのが理想的です。常温での急速解凝は、ドリップ(旨味成分を含む水分)が出やすく、風味が損なわれます。
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つまずきやすいポイントと対策
「3日目から急に味が落ちる」場合
調味が濃すぎず、油分が少ないレシピの場合に起こります。 対策: 味噌や醤油を10%増量する、または仕上げにごま油を絡ませることで、日数が経っても風味が維持されます。
「水分が出て、ベタベタになる」場合
野菜の水分を十分に抜かないまま調理した、または加熱が不足している可能性です。 対策: 野菜を塩漬けにして10分置き、軽く水分を絞ってから調理します。加熱時間も10分多めに取ります。
「金曜日まで持たない」場合
ニオイの強い食材や水分の多い加熱が不足した料理を作り置きしていないか確認します。 対策: 保存期間を「冷蔵3日」に絞り、4〜5日目用は冷凍からの解凍品を用意する方法もあります。
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新しい食材や調味料を取り入れるコツ
和風だけで飽きる場合
同じレシピばかりでは続きません。洋風や中華風を 1〜2品加えることで、平日の献立の幅が広がります。ただし、新しい食材を試す際は、まず1人分で試作してから、大量仕込みに移すと失敗を減らせます。
季節の野菜を活かす
春はアスパラガスやタケノコ、夏はズッキーニやナス、秋はさつまいも、冬は白菜やカリフラワーなど、季節の野菜を作り置きに取り入れると、飽きずに栄養バランスも整いやすくなります。
まとめ:作り置きは「完璧を目指さない」ことが続くコツ
作り置きレシピの最大のメリットは、平日の負担を減らすことです。すべてを自家製にこだわり、手の込んだレシピばかり選ぶと、週末の仕込みが苦痛になり、続きません。
最初は1〜2品の副菜と、1品のメイン料理から始める ことをお勧めします。余裕が出てきたら、少しずつ種類を増やしていく。そうすることで、平日は温めるだけで栄養のある食事が食べられ、時間と心に余裕が生まれます。
まずは日曜の午後2時間を使い、きんぴらごぼうと豚肉の大根煮、蒸し鶏のねぎ塩ダレの3品から始めてみてください。
よくある質問
- Q. 作り置きレシピの保存期間は本当に3〜5日?腐りやすい食材はどれ?
- 冷蔵は3〜5日が目安です。水分が多い野菜(キャベツ、レタス)や生ものは向きません。加熱が十分で、塩分・油分を含む煮込みやきんぴらが最も保存に向いており、冷凍なら2〜3週間持ちます。
- Q. 作り置きを冷凍したい場合、どのレシピがおすすめ?
- 煮込み料理(豚肉と大根、牛肉のしぐれ煮)、炒め物(人参の甘辛炒め)、ミートソースが冷凍に向いています。スープやポタージュは製氷皿に入れて小分けにするか、ジップロックに薄く広げることで、使う量だけ取り出しやすくなります。
- Q. 平日は温めるだけで食べられる?加熱方法は何が良い?
- 冷蔵品はレンジで3〜5分、冷凍品は冷蔵室で一晩解凍してからレンジで3〜5分が目安です。トースターで温め直すと焦げやすいため、レンジが最も安全です。汁物はレンジか鍋で静かに温めます。
- Q. 味付けが濃いと言われました。調整する方法は?
- 作り置きは保存期間中に味が淡白になるため、通常より濃い目が基準です。気になれば、食べるときに水を足すか、ご飯とあわせて食べるとバランスが整います。もしくは調味料を5%減らして試作してみる方法もあります。
- Q. 一人暮らしですが、作り置きは量が多すぎませんか?
- 1人なら1レシピあたり食材を半量に減らし、2〜3品の作り置きから始めるのが現実的です。冷凍を活用すれば、5日以降も同じレシピを食べられ、ムダがありません。
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