2025年6月頃から、X(旧Twitter)のアプリを開くと突然「チャット」という項目が表示されるようになり、多くのユーザーが驚いています。「DMがいきなりチャット機能に変わった!」「これって有料なの?」という疑問の声がSNS上で数多く見られます。
この記事では、Xの新チャット機能「XChat(エックスチャット)」について、料金体系から使い方、従来のDMとの違いまで詳しく解説していきます。
XChat(エックスチャット)とは?
XChatは、2025年6月1日にイーロン・マスク氏が発表した、X(旧Twitter)の新しいメッセージング機能です。従来のDM(ダイレクトメッセージ)機能を大幅に進化させたもので、セキュリティとプライバシー保護を強化した次世代のチャットサービスとして位置づけられています。
イーロン・マスク氏はXの投稿で「暗号化、メッセージ消失機能、あらゆる種類のファイル送信機能を備えた新しいXChatがリリースされました。さらに、音声/ビデオ通話もご利用いただけます」と発表しました。
XChatは、プログラミング言語のRustで開発されており、ビットコインスタイルの暗号化技術を採用した全く新しいアーキテクチャで構築されています。
XChatは無料で使える?有料プラン限定?
多くの方が気になる料金についてですが、結論から言うとXChatは基本的に無料で利用可能です。
2025年6月2日にベータ版としてリリースされた当初は、Xプレミアム(有料会員)に先行公開されていました。しかし、その後数週間で一般ユーザーにも順次開放され、現在は無料アカウントでも利用できるようになっています。
実際にSNS上では、青い認証マーク(有料会員の証)がないユーザーでもXChat機能が使えているという報告が多数上がっています。つまり、Xプレミアムに加入していなくても、XChatの主要機能を利用することができます。
ただし、注意点として、XChatはまだベータ版の段階であり、すべてのユーザーに一斉に開放されているわけではありません。ランダムに選ばれたユーザーから順次機能が解放されているため、まだ表示されていない方もいらっしゃいます。
XChatの主な特徴と機能
XChatには、従来のDMにはなかった革新的な機能が多数搭載されています。
エンドツーエンド暗号化
XChatの最大の特徴は、メッセージのエンドツーエンド暗号化です。これにより、送受信者以外の第三者がメッセージの内容を見ることができなくなりました。
従来のDMでも暗号化機能はありましたが、有料プランに加入しているユーザー限定でした。XChatでは、すべてのユーザーが暗号化機能を無料で利用できるようになっています。
4桁PINコードによるセキュリティ
XChatを初めて利用する際には、4桁のPINコードを設定する必要があります。このPINコードは、暗号化チャットへのアクセスを守る「鍵」のような役割を果たします。
万が一、端末を紛失したり、アカウントが乗っ取られたりした場合でも、PINコードがなければチャット内容を見ることができないため、セキュリティが大幅に向上しています。
ただし、PINコードを忘れてしまうと、すべての会話内容がリセットされてしまうため、厳重に管理することが重要です。
バニッシュモード(消えるメッセージ機能)
XChatには「バニッシュモード」と呼ばれる、メッセージ消失機能が搭載されています。これは、相手がメッセージを既読にしてから一定時間が経過すると、自動的にメッセージが消える機能です。
Instagramの「消えるメッセージ」機能と同様のもので、プライベートな会話や一時的なやり取りに便利です。秘密のやり取りやプライベートな情報の共有をしたい場合に活用できます。
ただし、会話画面のスクリーンショットは撮影可能なため、完全に痕跡を残さないわけではない点に注意が必要です。
あらゆる種類のファイル送信が可能
従来のDMでは、画像しか送信することができませんでした。しかし、XChatでは、ExcelファイルやPDFなど、あらゆる種類のファイルを送信することが可能になりました。
実際にユーザーが試したところ、.xlsxデータを送信してアプリ内でそのまま閲覧できたという報告もあり、ビジネスシーンでの活用の幅が大きく広がっています。
音声・ビデオ通話機能
XChatでは、従来のDMと同様に音声通話やビデオ通話を利用することができます。チャット画面から直接通話を開始できるため、テキストでのやり取りからスムーズに通話に移行することが可能です。
XChatと従来のDMの違い
XChatと従来のDMの主な違いをまとめると、以下のようになります。
まず、セキュリティ面では、XChatはエンドツーエンド暗号化が標準で無料提供されるのに対し、従来のDMでは有料プラン限定でした。また、XChatでは4桁PINコードによる追加のセキュリティ保護があります。
機能面では、XChatはあらゆる種類のファイル送信が可能ですが、従来のDMは画像のみの送信でした。また、XChatにはバニッシュモード(消えるメッセージ)機能がありますが、従来のDMにはありませんでした。
操作性については、XChatの方がレスポンスが軽快で、よりリアルタイム性の高いチャット体験ができるという報告があります。UIや操作感自体はDMとほぼ同じですが、会話がよりスムーズに感じられるようです。
XChatが表示されない場合の対処法
XChat機能がまだ表示されていない場合、以下の対処法を試してみてください。
まず、Xアプリを最新バージョンにアップデートしましょう。古いバージョンのアプリでは、XChat機能が表示されない場合があります。
次に、アプリのキャッシュを削除してみてください。キャッシュが溜まっていると、新機能が正常に表示されないことがあります。
また、現時点(2025年12月)では、XChatはiOS版のXアプリで主に動作が確認されています。Android版やPCブラウザからのアクセスについては、まだ完全には対応していない可能性があります。
上記を試しても表示されない場合は、まだXChat機能があなたのアカウントに開放されていない可能性があります。Xはランダムにユーザーを選んで順次機能を開放しているため、しばらく待ってから再度確認してみてください。
XChatの使い方
XChatの基本的な使い方を説明します。
まず、Xアプリを開いて、左上のプロフィールアイコンをタップするか、サイドバーを開きます。メニューに「チャット」または「チャット beta」という項目が表示されていれば、XChatが利用可能です。
初回利用時には、4桁のPINコードを設定するよう求められます。パスコードを入力し、確認のためにもう一度入力すると、XChatを利用できるようになります。
チャットを開始するには、チャットの作成ボタンをタップし、チャットしたい相手のアカウントを選択します。相手がDMを解放しており、かつ相手もXChatの初期設定を済ませている必要があります。
メッセージの送信は従来のDMと同様です。テキストボックスの左にあるプラスアイコンをタップすると、カメラ、メディア、GIF画像、ファイルなどを添付することができます。
メッセージの吹き出しを長押しすると、リアクションの絵文字やメニューが表示され、返信、メッセージの編集、コピー、削除などの操作が可能です。
グループチャットの作り方
XChatでは、従来のグループDMと同様に、複数人でのグループチャットを作成することができます。
チャットの作成ボタンをタップし、グループチャットに参加させたいユーザーを複数選択します。グループ名を設定して、グループチャットを開始できます。
友人同士のやり取りだけでなく、ビジネスの場面でもチームで気軽に情報共有ができるため、活用の幅が広がっています。
今後のXChatの展開予想
XChatはまだベータ版の段階であり、今後さらに機能が追加・改善されることが予想されます。
Xはスーパーアプリ化を目指しており、XChatはその中核を担う機能として位置づけられています。将来的には、X Money(決済機能)との統合や、AI「Grok」との連携など、さまざまな展開が期待されています。
また、現在はiOS版が中心ですが、Android版やPC版でも完全に利用できるようになることが見込まれています。
まとめ
X(旧Twitter)の新チャット機能「XChat」について解説しました。重要なポイントをまとめると、XChatは基本的に無料で利用可能であり、Xプレミアム(有料会員)でなくても使えます。ただし、まだベータ版のため、すべてのユーザーに開放されているわけではありません。
XChatの主な特徴としては、エンドツーエンド暗号化による高いセキュリティ、4桁PINコードによる保護、バニッシュモード(消えるメッセージ)機能、あらゆる種類のファイル送信が可能、音声・ビデオ通話機能などがあります。
突然表示されて驚いた方も多いかと思いますが、セキュリティが強化された便利な機能ですので、ぜひ活用してみてください。表示されていない方は、アプリのアップデートを確認し、順次開放されるのを待ちましょう。
最新のSNS機能を活用して、より快適なコミュニケーションを楽しんでいただければ幸いです。
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